黄昏医院


淡い水色の壁が青空によく映える
とある田舎の廃医院。
航空写真でも探さないような
辺鄙な場所に存在している。
診療科目は多岐に渡る。
地域医療を一手に担っていたのだろう。
全体的に傷みが酷い。
一度受付の前で床を踏み抜いて
太股辺りまで埋まってしまった。
怪我しなくて良かった…
医師免許が落ちていた。
こんな雑な扱いでいいのか…
半壊した部屋は
床が脆すぎて入ることが出来ない。
何が何だか分からないほどに
崩れてしまっている。
2階へとやって来た。
入院部屋と手術室がある。
古い廃医院にここまでしっかりした
手術室があるのは非常に珍しい。
ドアの目の前には大きな穴が…
知らずにドアを開けて落ちれば
大怪我は免れないだろう…
幸いにもドアは施錠されていて
向こう側から開くことは無い。
内部の階段は途中から
千切れてしまっている…
というか壁もすごいことになっている。
外階段だけが2階への
唯一のアクセス手段だ。
入院患者用の娯楽室だろうか?
崩壊の魔の手が迫り
部屋全体が少し傾いている。