大阪と和歌山の県境。滝畑という小さな集落に、小さな校舎が残っている。
平成4年(1992)に休校。休校から約30年が経過し、事実上の廃校になっているようだ。
小さいながらもしっかりとした門柱。
外された門が悲しげに横たわっている。
小さく可愛らしい校舎。滑り台などの遊具は、全て撤去されたようだ。
白木蓮の立て札が残る花壇。
環境汚染の問題から、使われなくなった焼却炉が残っている。
校舎を囲むように植えられていた木々も、全て伐採されていた。実に殺風景だ。
校舎は思ったより傷みが無かった。しっかりと管理されているのだろう。
玩具のような鍵穴が可愛い。
木々が伐採され、遊具も撤去となり、独りぼっちになってしまった校舎。まだ寒さが残る春先の校庭には、哀愁が漂っていた。
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