広島のとある別荘地には、西洋の城を模した企業の保養施設が廃墟として残っている。ビリヤードが楽しめる娯楽室と、宿泊部屋を備えている。通称「魔女の館」と呼ばれ、心霊スポットとして名高い。
「Drachenburg」と書かれたプレートが掲げられている。どうやらドイツの城がモチーフのようだ。この不気味な外観が、心霊スポットたる所以だろう。
屋上まで続く螺旋階段は、この廃墟の見所のひとつでもある。小さな窓から光が差し込み、部分的に照らされた螺旋階段は、もはや芸術作品のようだ。
最上階から螺旋階段を望む。吸い込まれそうな感じがたまらない。
ビリヤード台に乗せられた鳥の剥製。凝視されると何だか緊張する。
魔女が腰掛けるロッキングチェア。心無い人物に壊されてしまい、魔女は何処かへ行ってしまったようだ。主を失った城は、これからどうなっていくのだろうか…。
廃墟評価
美しさ ★★★☆☆
危険度 ★☆☆☆☆
珍しさ ★★★★★
到達難易度 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★☆☆
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