東陽町の廃バス


県道沿いに不意に現れる廃バス。九州産交バスの廃車両で、どういった経緯で放置されているのかは不明である。
笹藪に飲み込まれた車体は、禍々しい雰囲気だ。どれ程の年月放置されているのか見当も付かない。
廃バスに乗り込んでみる。窓の外は見渡す限り笹藪の世界。普段あまり見ることの無いバスの運転席を、まじまじと見ることが出来た。
座席は取り外され、資材置き場として使われている。座席が無ければ車内も広く感じる。
当時の広告はそのままに。つり革があればもっと雰囲気が出ただろう。
開かずの非常口は非常事態。そこそこ楽しめた小さな廃空間であった。
​廃墟評価
美しさ   B
危険度   C
珍しさ   B
到達難易度 C
総合評価  B
ありきたりの廃バスではあるが、笹藪と同化した車体は美しい。